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当事者が考える社会復帰の戦略 [高次脳_社会復帰の戦略]

高次脳機能障害者本人の経験レポートや対処法についての情報は見かけるようになりましたが、当事者本人が社会復帰の「戦略」について言及しているものはあまり多くはないと感じてます。当然ながら、脳障害の場合、当事者側から戦略構築や情報発信をすることが難しくなるため、医療従事者や介護・支援者からのレポートやソリューション情報が主なものになります。

他の障害に比して「高次脳機能障害は難しい・わかりづらい」と言われてるのはここに起因してると捉えてます。

幸いにも自身の受傷程度が重くはなかったこと、個人のキャリアとして物事を系統立てて考える思考があったこと、医学のナレッジが基盤としてあったこと、病院での講演や専門誌への執筆など、受傷3.5年経って、やっと自分に起きたことが何だったのかを振り返り整理することが何となくできるようになりました。

それを踏まえ、あくまでも個人的な実体験ベースから得られた「社会復帰の戦略」として、今後すこしずつ掲載していく予定です。

高次脳機能障害者は、すでに50万人近くいるのではと言われてます。全ての方々において病状や受傷程度や背景や歴史が異なるため、参考になるかはわかりませんが、あくまでも僕、個人の経験から得たことを種として述べている一参考情報として見ていただければと思います。
と同時に、知見や経験や思考は共有すべきものであるとも捉えてます。
それによって、少しでも多くの方々の社会復帰につながれば、僕自身、嬉しいかぎりです。
知恵を共有して、障害を得てもあたり前の未来を。
脳障害だからって口を閉ざしている必要はないと思います。
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