梅雨の夏空 [高次脳_ふと感じたこと]
梅雨の時期に入りましたね。
脳にダメージを受けた方は、気圧の変動に弱い傾向にあると、とある医師から聞きました。
本当かどうかはわかりませんが、普通の人でもこの時期は憂鬱な気分になるから仕方ないか。
頑張って仕事には行ってますが、
なんだか憂鬱。
でも、先週末はそんな気分を忘れさせてくれるような天気でした。
土曜日、授業参観日。
グランドで、子供の体育の授業を見てきました。
いい天気の中、走り高跳びを飛んでました。
日曜日は長男の野球。
地域のちょっとしたトーナメント戦の決勝戦でした。
結果は逆転負け。。。
息子は泣いてました。
自分の子供の悔し涙を見ること以上に、親の心を動かすものはないなと感じます。
敢闘賞を贈るよ。
さて、今週末は、半年ぶりくらいに会う当事者の方との情報交換会。
みんな苦戦しながらも、ぎりぎりのところでなんとか就労をつないでいます。
そんな就労上の悩みや課題を、少しでも解消できるよう、情報交換したり生存確認したり相互鼓舞したり。
私同様、身体障害がない高次脳機能障害の方で就業している方は、身体のある方とは異なる課題があります。
見えないという、人間の性。
先日、会社の先輩と飲んでいるときに言われました。
「(僕のは)見た目普通だから、相当きつそうだよね」
自身、就労していて感じます。
中には理解をしてくれる心の広い方もいるのですが、残念ながらそうではない方もいるし、さらにハンディキャップを上げ足を取るように叱責する心の狭い方もいます。
自分がハンディキャップを負って一番感じるのは、人間にはいろんな方々がいて、この人信頼できる方かそうではない方か、結構直感でわかるようになったこと。
ハンディキャップを負うと、見えない才能が開眼するみたいです。
そりゃそうだよね。
なぜなら、あたりまえの機能が無くなると、悪戯なことを考える余裕すらなくなるから。
われら高次脳、駆け引きしたり塩梅をうまく調整するのが苦手な直球人間が多いです。
それゆえに、就労上のトラブルも多かったりするのですが。。。でも基本まっすぐ。
人間、窮地に追い込まれたときに、進化と真価を問われるのです。
そう自分に言い聞かせて、自分を精一杯コントロールしてます。
なんか、悟りの世界みたいなコメント書いてしまいました。
ちなみに、自分は何宗なのかも覚えてなかったりします。
最後に、先週末の近所のお寺の写真を。
本当に梅雨?
どうみても夏空でしょう。