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すでに3月も下旬なわけで。 [ラップアップ]

今月はいろいろとドタバタドタバタしていて、いきなり3月の振り返りとなってしまいました。


 

■スキーにはまってきました。


 

受傷後初、10年ぶりに今年から復活させたスキー。

その気持ちよさにはまって、3月も子供たちと一緒に行ってきました。

体感記憶は残っているみたいで、行く度にみるみる感覚が戻ってきます。

受傷後、寒いのがとても苦手になり冬の休日活動も落ちていたのですが、おかげさまで新たな楽しみとなりそうです。

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■低酸素脳症(蘇生後脳症)の講演会に行ってきました。


 

調布で、低酸素脳症(蘇生後脳症)による高次脳機能障害の講演会が開かれました。

まさに自分のこと。

都の心身障害者福祉センターの方からご案内頂き、参加してきました。

同じ高次脳機能障害でも、脳卒中や外傷などで症状は様々と感じていたので、今回貴重なお話を伺うことに。

その中でも印象的だったのが、蘇生後脳症の実態調査(H24東京医大茨城センター大賀Drによる発表)が昨年発表となりご紹介いただきました。


 

それによると、過去4年間に救急搬送された心肺停止症例371例中、1ヶ月後の生存者

22人、そのうち社会復帰者は6人とのことです。

社会復帰率は1.6%であり、復帰者全員は何らかの障害を抱えている状況です。


 

悲しいことに、助からないのが現状です。

繋がれた命に改めて感謝し、多少の不具合はありながらも1歩ずつ着実に進んでいこうと感じました。

またこの数字が、少しでも上がることを切に願う次第です。


 

■就労が安定しません。


 

なんとか来季も働けるようにはなりましたが、受傷後、就労状況がなかなか安定しません。

いろんな知人(軽度高次当事者)から話を聞きますが、苦戦している人がほとんどの状況。

そりゃ苦戦するでしょう。これだけ当事者も関与者も病態が見えないし、見た目以上に普通に見えるからね。


 

「これができればあれもできるんだろう」という、

人間の性に苦しんでます。


 

一方で、残された部分もまだまだあるし、比較的、高次の影響を受けにくい業務なんかはできたりもします。

そこが上手く、就業に変換・昇華できればいいんだけどね。


 




 

最近、手際良く色々とこなせなかったり、もどかしく感じることが多くなってきました。

逆にいうと、色々とこなすことが求められることが多くなってきているということですね。

仕事、家庭、自分・・・

この状況でも、本人としては200%で挑んでいる認識なんだけどね。


 

25日に東京も開花宣言となりました。

都心のサクラはもう咲いています。

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庭のジューンベリーも、遅れて咲き始めました。

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桜よりちょっと遅れて咲くんだよね。


 

周囲の流れも大切ですが、何よりも繋がれた人生、改めてマイペースで挑んでいきたいと誓った、2014年3月の出来事でした。



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