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障がい者就労促進プロジェクトでの講演 [高次脳_講演・社会活動]

2011年10月、北原脳神経外科病院主催、南多摩地域地域リハビリテーション支援センター後援の「障がい者就労促進プロジェクト」で講演しました。
当日は50人以上のリハスタッフや就労支援関係者が参加。
聴講者が医療従事者や就労支援専門の方が多かったので、口から心臓が出そうなほどかなり緊張モード。
でもよくよく考えたらみなさん障害のこと詳しい方々なので、あそこまで緊張する必要もなかったなと今になって思ってます。
先に障害者就業・社会支援センターのセンター長の方が講演し、僕はそのあとに40分ほど講演。

緊張の中、無事に講演終了。終わった時は正直、立っているのもきついくらいの何とも言えない感覚と、さわやか感に包まれました。

そして後日、病院から35人の方からのアンケート回答を頂きました。

アンケート.jpg

正直とても嬉しかったです。
ちょっと大げさかもしれないけど、ここまで3年ちょっと心底大変だったけど、やってこれてよかったなと思えた瞬間であり、受傷後、自分がワンステップ上の段階に登れたことを感じた瞬間でした。
まじめに泣いてしまいましたね。
確かこの時ツイッターでアンケート結果を呟いてしまったと覚えてます。

やりきれたことと同時に、「良かった」と言っていただいたことが次への活力につながります。
半分ご愛敬だったとしても僕にとってはうれしい結果でした。
高次脳機能障害は、自分のことを自分で説明できるようになることが、社会復帰への大きなポイントとなりうることを、さらなる実感として得ました。
今回の講演は、改めて自分の頭の中を整理する良いきっかけとなり、復職をスムーズにしてくれた最高のリハビリとなりました。

そしてさらにこの講演をきっかけに、2012年6月、とある大学の医療系学部で講演することとなりました。
未来の医療の担い手に講演する予定です。

※2012年11月8日slideshare掲載に修正


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自分で自分を語る~臨床作業療法への執筆~ [高次脳_講演・社会活動]

2011年12月発行(2011年10月中旬に発売)の「臨床作業療法8巻5号」へ執筆しました。
実際には。2011年の2月位に、病院のOTさんから「執筆してみませんか?」とお話を頂き、そのまま快諾。
800字なんて楽勝だろう、と思って安に受けて挑みました。

ところがどっこい、自分のことを短くまとめようと思ったら、以外にまとまりません。
結局原稿がまとまったのは4月位、文章は支離滅裂であり、字数も2000字くらいになってしまいました。
自分のことを自分でまとめることの難しさを改めて痛感。
と同時に自分を振り返って他人に説明するということが、いかに大切なことであるかを痛感しました。
この機会を提供してくれた、病院のOTさんに改めて感謝。
rinshousagyo.jpg
自分のことを自分で説明できるようになると、社会復帰はとてもスムーズになると感じてます。
受傷の程度や環境や回復状況によってによって単に言えませんが、もし機会があれば、寄稿、執筆、講演、など公に「自分を振り返る」「自分を語る」ことをお勧めします。執筆する時は、かなりストレスがかかりますが、周囲の方は暖かく見守ってあげてください。時間はいくらかけて良いと思うし、100%完璧な文章でなくてもOKです。

とにかく自分で「書ききる」ことが重要であると感じてます。
と同時に脳障害における当事者の経験談は、今後の脳障害対応の発展にもつながります。
機会があればぜひ。
※記事は掲載できないので、どこかで閲覧・入手してくださいませ(^^)
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