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記憶の呼び水にこだわる ~時系列のサムネ表示~ [高次脳_役立つ考え方]

僕は、過去の記憶の一部を失うと同時に、新しいことの記憶も弱くなりました。
ちょっと前に行ったことを覚えていなかったり、覚えていてもそれが1週間前なのか1ヶ月前なのか、日にち感覚が怪しかったりすることも多々。
同時に、新しく覚えたことを呼び起こす力も弱くなっていると感じてます。

そんな今現在、とても役立っているが「時系列のサムネ表示」。

テキストの文章で記録したものを見返してもあまり響かないのですが、なぜか視覚的に入れ込むと格段に覚えやすくなります。
これを上手く活用して、メモする場所を集約化し、それをパラパラと振り返って何度も何度も視覚的に見返し記憶の固着化を図っています。

具体的には、日常メモはEVERNOTEやブロックメモ帳で集約化、日常写真はPhotoshopなどのソフトで時系列でサムネ表示して、時間があるときに何度も振り返ってます。
また、メモ自体もテキストメモではなく、なるべくマインドマップのようにビジュアライズして視覚的に入るようにしています。
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正直、見返すたびに記憶や日にち感覚が落ちているというのは感じます。
ちょっとへこみます。
でも、逆に見返して「そうだった」と感じることによって、強い記憶につながるとも感じてます。

呼び水は、時系列で視覚的なものを集約して作ることによって、「そうそうこんなときこんなことしてた」と再生想起を促し、記憶の固着化につながります。
記憶の固着化は、前に進む自信と新しい自尊心の構築にもつながります。

記憶のインプットやアウトプットのスタイルにも、ぜひこだわりたいですね。
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カタカナベンリ [高次脳_就労支援ツール]

タイトルをカタカナで書いてみました。
カタカナベンリ。

仕事上でお客さんと話をしながらメモをとることは、健康な方でも結構大変ですよね。
高次脳機能障害になると、なおさら、メモをとりながら頭で話を理解してリアルタイムに対面コミュニケーションするのはとても難しいことです。

復職後、かなりメモを取りまくっていたのですが、手に力は入るわ、腕や肩がこるわ、書くので一杯一杯になって会話に入っていけないわ・・・と結構苦戦していました。
そんなときにふと使い始めたのが、カタカナ多用メモ。

打ち合わせだと相手にメモをちら見されることもあり、特に漢字が思い出せないときや人名など漢字が難しい場合、ひらがなでメモしてると相手に印象が良くは見えないので多用してます。
また情報をインプットする際に、とにかく脳に余分なストレスや焦りをかけなくて済むことが大きく貢献してます。
「あれどんな漢字だったっけ?」なんて感じてしまった瞬間に、今まで話していた内容や話そうと思っていたことが飛んでしまうこともあります。

そんなこともあって人名や難しい漢字が出てきたときはカタカナでごまかしちゃって、スムーズにメモをとることを意識してます。
これもエコ脳の考え方の一つです。
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