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アジェンダ マジック ~対話の主導権を握る~ [高次脳_役立つ考え方]

アジェンダってご存知ですか?

大辞泉で調べました。
「1 計画。予定表。議事日程。協議事項。特に、政治・政策的な分野で、検討課題、行動計画、の意で用いることが多い。2 スケジュール帳。備忘録。3 教会の礼拝定式。」

仕事でも多用してます。「本日のアジェンダは・・・」って具合に会議やプレゼンの時に。
いわゆる、目次とか議題のことです。

受傷後、とにかくアジェンダを多用することが増えました。
それは仕事だけでなく診療の時などにも。
「5分診療の中でいかに先生と有効な話が出来るか?」というところから、自然に毎回の診療の時にアジェンダを用意するようになりました。

高次脳機能障害は、自分で話したいと考えていたことをうまく話せないことがあります。
それは記憶力もそうですが、緊張や心的焦りからくるものもかなりあると感じてます。
そんな心の焦りを回避するには、話の内容をこちらでコントロールすることが重要。
事前に話したい内容を決めておいて「予行練習」をしておけば、あとは質問に対する回答をメモすればOKです。
また、高次脳機能障害は想定外の事象に対して、頭がパニック状態になりやすいです。
ある程度「話の主導権を握る」ということが、実は就労コミュニケーション上、重要なんだなと感じています。

ちょっとしたことでも気を使うと、脳への負担が少なくて円滑になります。その分、別のところに脳機能を充てることが出来ます。「今日お話ししたいことはこの5つです」と会話の冒頭に規定して、話の主導権を握るのもありだと思います。

ちなみに、夫婦関係においては主導権は妻に託したほうが物事うまく進むと感じてます。
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