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できることが増えてるよ ~一日一できたメモ~ [高次脳_役立つ考え方]

日曜日は子供の野球2試合があり、それを見に行きました。
天気も良かったし、息子も試合に出るということで自発性300%にして出動。

その間、いくつか新規トラブルが発生。

1試合目、自転車に乗って河川敷のグランドに行ったんだけど、行く途中でチェーンが外れて自分で直せる範疇になく立ち往生。
試合は始まっているし、かみさんの携帯はつながらないし、さらにさらに立ち往生。
突発的な事象に弱いうえ、その上加速させるような事象が重なると、戸惑って思考が止まってしまうことがあります。

かなりあせりましたね。

でも、そこはおちついて、まずは近くにあった自販機で水を買ってごくり&深呼吸三回。
かすかな記憶を引き寄せ、近くに自転車屋さんがあったことを思い起こし、何となくそこまで自転車を引っ張って行きながら見つけました。
ありましたよ自転車屋さん。
すぐに直していただいて、汚れた手もきれいにでき、一試合目に間に合いました。
baseball.jpg

その後、2試合目の会場に自転車で移動。

絵に描いたように第2トラブル発生。
当然のごとく迷ってしまい、一時停止を取り締まっていたおまわりさんにも聞きながら、何故だか目的地から3k以上離れた別の小学校に到着。

自分でもこれは意味不明。

メモはしていたものの、携帯のマップで小学校のマークが見えたので、確認もせずにたまたま画面に表示された学校に向かって行ってしまったのが原因。

妻に「野球じゃなくてサッカーの試合やってるんだけど、どういうことだよ」と電話で言ったら、違う小学校に行ってたことがやっとここで発覚。
心が折れそうになったけど、ここも水&深呼吸三回。
こいでこいで何とか2試合目のグランドに到着。

間に合った。

結局、息子の空振り三振をみて、無事に戻ってきました。
この日は計10km走行(サイクルメーターつけています)。

もしかしたら、障害がなくてもこういうことはあり得ると思うような出来事だけど、そこが区別できなくて苦戦するのも高次脳機能障害の特徴かもしれません。
僕的には、復職して3.5年、山ほどこういうことを体験してきたので体験記憶で対処できるようになってきたのも事実です。

むしろ、この状況を解決できた自分を褒めたいと思えるようになってきました。

普通の人からすると、こんなの普通のことに見えるだろうし、幼少期に経験しておくことだと感じるかもしれませんが、人生経験の要である過去の記憶をなくした者からするとこんな当たり前の事でも、前に歩もうという新しい自分創りの大きな一歩になりえます。

そんな当たり前の「できたメモ」を、カレンダーに毎日一言メモしたりしてます。なるべくとっておくようにしてます。
一言だけでもメモしておくと、あとからとても想起しやすいですね。
前にも書いたように、いわゆる成功体験記憶のチャプターをメモっている感じです。
river.jpg
日曜の僕の経験は、苦い経験をした自分だけではなく、問題を解決した自分もそこに同時に存在してます。
高次脳機能障害を有すると失敗経験ばかりインプットされやすい傾向もあることも実感しているので、ネガスパイラルを断つためにも、今後の自分のために成功体験を一日一メモでもカレンダー等に入れるようにしてます。

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