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天命「お互いの幸せを考える」 [高次脳_ふと感じたこと]

社内のまとまりが落ちていた時に、新たに赴任したトップの所信表明。

開口一番

「お互いの幸せを考える」。

極めて共感しました。
最近、なにか辛いことがあったり息詰まったりしたときに、この言葉を想い返すようにしています。

この障害は、自分を取り戻すだけでいっぱいいっぱいになる期間があると感じます。
そして、僕も自分を維持するだけでいっぱいいっぱいの状態になりました。

自分のことだけで精一杯で、その上、相手に配慮する「機能」も「余裕」もそがれてしまうのが、この障害の特徴でもあると感じています。


もうすぐ病後丸4年。

すこし変化が出てきました。

妻の幸せって何だろう。
3人の子供たちの幸せって何だろう。
父や母や支えてくれた家族の幸せって何だろう。

ある一定の機能回復と、代替手段の習得と、障害への考え方の変化により、心に余裕が出てきたのが要因ととらえています。
こんな事思えるには4年の歳月がかかりましたが、そう思えるようになってすこしずつ自発性があがり生活全体の活動も徐々に向上してきました。

自分の幸せだけでなく、相手の幸せを考える事ができるようになってくると、なにか生活全体が円滑になってきた感じがしてます。

不具合はあるし不器用になってしまったけど、
父親であり夫であり子であり会社人であり一障害者であり、
それでもお互いの幸せを考えながら前に歩んでいくのが、僕の天命なんだろうと、
ふと感じました。

そして何よりもその姿が、同じ境遇の方々の励みになれば幸いなのかな、と思いつつ何気に綴ってみました。

※受傷程度により異なりますので、あくまでも僕個人の主観です。
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