40人の夢~未来の医療の担い手のコミットメント~ [大学講義]
2012年6月4日月曜日。
とある医療系名門の大学で作業療法学専攻の大学3年生40名に、高次脳機能障害当事者としての就労経験について90分間講義しました。
60分はこの4年間の経緯と社会復帰で工夫したことについて講義し、残り30分はディスカッション&個人発表をお願いしました。
講義は、代替手段の習得もさることながら、
障害受容までの過程が、とても困難で時間がかかったこと
そのため、中長期指標を自分なりに持って対応したこと
障害受容が進んだところで、新しい自分を創ることへの宣誓を行ったこと
主治医は変わっても、リハビリスタッフは長期にわたりナビゲートしてくれたこと
近親者の支援が大事であり、同時に負担も大きかったこと
最終的に自尊心を取り戻し、社会同期を感じるようになったこと
についてお話ししました。
最後に全員にこれから向き合うであろう脳障害の医療において「自分はどうありたいか?どういう存在になりたいか?」というのを、今の段階での学生さんの志や宣誓を各自ボードに書いて発表。
そのボードを掲載します(順不同。全員掲載許諾済)。
このボードは、5年後や10年後に自分で振り返ってくれてもいいし、みなさん同窓会の時などに見て楽しんでくれてもいいし、何よりも当事者や支援者からすると未来の医療の担い手たちの意気込みや志を聞くのは嬉しい限りです。
医療スタッフと共創してここまで取り戻したことに感謝しつつ、100%病気や障害を治せるものではないが「障害は残ったけど、やれることはやったよね」とお互い言い切れる医療が大切なのかな、と改めて感じた機会でした。
以下、40人の夢。
Be ambitious!!
※6/6修正:ボードの重複を修正しました。みゆうさんすいませんでした!
とある医療系名門の大学で作業療法学専攻の大学3年生40名に、高次脳機能障害当事者としての就労経験について90分間講義しました。
60分はこの4年間の経緯と社会復帰で工夫したことについて講義し、残り30分はディスカッション&個人発表をお願いしました。
講義は、代替手段の習得もさることながら、
障害受容までの過程が、とても困難で時間がかかったこと
そのため、中長期指標を自分なりに持って対応したこと
障害受容が進んだところで、新しい自分を創ることへの宣誓を行ったこと
主治医は変わっても、リハビリスタッフは長期にわたりナビゲートしてくれたこと
近親者の支援が大事であり、同時に負担も大きかったこと
最終的に自尊心を取り戻し、社会同期を感じるようになったこと
についてお話ししました。
最後に全員にこれから向き合うであろう脳障害の医療において「自分はどうありたいか?どういう存在になりたいか?」というのを、今の段階での学生さんの志や宣誓を各自ボードに書いて発表。
そのボードを掲載します(順不同。全員掲載許諾済)。
このボードは、5年後や10年後に自分で振り返ってくれてもいいし、みなさん同窓会の時などに見て楽しんでくれてもいいし、何よりも当事者や支援者からすると未来の医療の担い手たちの意気込みや志を聞くのは嬉しい限りです。
医療スタッフと共創してここまで取り戻したことに感謝しつつ、100%病気や障害を治せるものではないが「障害は残ったけど、やれることはやったよね」とお互い言い切れる医療が大切なのかな、と改めて感じた機会でした。
以下、40人の夢。
Be ambitious!!
※6/6修正:ボードの重複を修正しました。みゆうさんすいませんでした!