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~5年目突入記念記事~ 一時的健常者 [高次脳_ふと感じたこと]

今日8月20日は、僕の二つ目の誕生日。


数日間の意識不明期間を経て、目が覚めた日です。
いくつか、記憶と脳機能が失われた状態で。

あれから丸4年。
七転八起の状態でしたが、なんとか無事に4年間をすごすことができました。

最近は、かなり懸念だった就労面でも落ち着きが見え始め、不器用ながらもこれが自分の天命なんだとも感じつつ、できることに主眼を置くように意識に変化が出てきました。

昔はできたけど今はできなくなったことは山ほどありますが、
昔はやってなくて最近できるようになったことも確実に増えてます。


以前Eテレ高次脳機能障害の番組を見た際の、落合恵子さんの“一時的健常者"という話をふと思い出しました。

アメリカでは昔からある言葉みたいで、何でもできる「健常者」の状態であるのは人生のうちでも「一時的」であり、人間は死ぬまでに絶対に何かしら病気をしたり不具合をもつものだ、という考え方だそうです。

そう思うと少し気が楽になります。
そうだよね。一生健康なままでいられるなんてひとは、ごくわずかだと思う。

第二の誕生日にそんなことを思いながら、5年目に突入です。


※実家の海釣り公園にて
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