47人の夢~未来の医療の担い手のコミットメント~ [大学講義]
2013年6月10日。
昨年に引き続き、とある医療系名門大学の作業療法学専攻の大学3年生に、社会復帰の経験について90分間講義してきました。
頭60分間は講義、残り30分間はディスカッション&個人発表。
講義は、
受傷の経緯。
社会復帰して起こったこと。
課題の本質をどう捉えたか。
解決のためにどう策をとったか。
障害受容をどう実践したか。
障害と共生していく、新しい自分創りについて。
未来の医療の担い手にのぞむこと。
についてお話しさせていただきました。
教科書に載っていない、当事者のこの障害と向き合うリアルな姿を、できる限りお話しさせていただいた次第です。
プラスになったかな。
そして昨年同様、最後にこれから向き合うであろう脳障害の医療において「自分はどうありたいか?」というのを、大学3年生である今の自分の考えででボードに書いてもらい個人発表。
以下、学生の想いを掲載いたします。(順不同。許諾済み。フルネームの方は名前だけにいたしました)
このボードは、5年後や10年後に自分で振り返ってくれてもいいし、みなさん同窓会の時などに見て楽しんでくれてもいいし、何よりも当事者や支援者からすると未来の医療の担い手たちの意気込みや志を聞くのは嬉しい限りです。
昨年に引き続き、医療スタッフと共創してここまで取り戻したことに感謝しつつ、100%病気や障害を治せるものではないが「障害は残ったけど、やれることはやったよね」と、お互い言い切れる医療が大切であることを最後のメッセージとしてお話ししてきました。
学生の皆さん、ありがとうございます。
僕も勇気をもらいました。
以下、47人の夢。
※お休みされていた学生さんも追加し、47人としました(2013年6月18日修正)。
Be ambitious!!
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