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クリスマスの過ごし方 [日常のこと]

結論から言うと、クリスマスもクリスマスイブも仕事でした。。。
休日出勤だなんて、ありがたい話だと捉えよう。

あと、仕事ついでに以前使っていた携帯とバッテリーを、AUショップでリサイクル処分してきました。
病前後、数年使っていた携帯。
さすがに不燃ごみに出すわけにいかないので、予備バッテリー含め窓口に。

その際、カウンターで記念にパシャリ。
と思ったら、電源ボタンのところに手書きで「スイッチ」の文字が。
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思い出した。
これ泣けるね。

同じ境遇を経験されたかともいるかと思いますが、病後1-2年くらいは自分の携帯の電源ボタンさえ覚えられなかったんです。
だから、電源ボタンにテープ張って「スイッチ」と書いて貼ったのを思い出しました。
当時は、地下鉄で迷ったり(景色の見えないところでは、特に顕著でした)、自分のオフィスの階も覚えられなくて、こっそり手元のメモに書いて毎回見ていたのを覚えています。
このブログや記事を見てると想像できないと思うけど、僕の高次脳機能障害もこんなところからのスタートでした。

ここまで来るのに、クリスマスを5回経験。



 
最近、5年目にしてパフォーマンスが少しずつ上向きなのを感じています。
未だ新しいことが覚えにくく日常生活でもたまに妻を困らせていますが、3カ月単位とか半年単位で振り返ると、総じて上向きです。
最初の1-2年は実記憶力などの機能の回復を感じたけど、ここ数年は脳機能はあまり変わっていない感じがする一方で、対応力や汎用力が就労継続とともにぐんと上がって、実機能の欠損をまかなってきている感じです。
同じ患者会でも5年10年選手の先輩がいて、「退院してからが長いけど悪くはならんよ」と言っていたのが印象的です。
結果、全体的にパフォーマンスが底上げ的になっているかと。


元には戻んないにせよ、少しずつなんだけどゆっくり回復していくんだなというのを感じています。


そんなことを感じながら、受傷後5回目のクリスマスを迎えたわけですが、サンタさんからの子供たちへのクリスマスプレゼントの一部を紹介。


リクエストの高かった、謎解きバトルTOREの鉄球の試練。
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ゲームはどうでもよくて、この鉄球をやりたかったみたいです。
未だに僕は成功してないですが。まあ僕の人生も試練続きです。



次女のアンパンマンのパソコン(もどき)。
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アンパンマンのスマホ(もどき)では物足りないみたいで、こちらになりました。
3歳からPCスキルを学ばせようという、親の意向も見事にサンタさんが汲み取ってくれました。


ということで、無事に受傷後5回目のクリスマスも終了。
僕は、子供たちの願いをサンタクロースに届けるという大役を、5年連続達成しました。
先日、子供が「サンタさんはパソコンで今どこにいるか調べられるんだよね。学校で先生が言ってた」と言ってました。

NORADのことかな。
「そうだよ。技術の進歩でどこにいるか調べられるようになったんだけど、大昔から子供にプレゼントを配っているのは変わらないんだよ。」
と伝えました。
 きっと、うちの子供たちは小学生の間はずっと信じているんだろうなと思います。

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