SSブログ

共助の社会 [高次脳_ふと感じたこと]

先日、会社の先輩が60歳を迎え継続雇用を決めたとのことで、形上の定年&継続雇用記念会をやりました。

というのも、来年4月施行の改正高年齢者雇用安定法で、世の企業の定年は、義務ではないけど65歳までの雇用継続を目指すことになるんだって。
僕が勤めている会社は今のところ、本人の意思で選べるらしい。

そこで、ちょっとネットで調べてみました。

2011年10月現在、高齢者(65歳以上)の割合(高齢化率)は過去最高の23.3%。
2020年には、国民の4人に1人以上は高齢者に。

ちなみに、この地球上で最も高齢化が進んでいるのは日本とのこと。
4人に1人は高齢者という人類歴史上初めての事象が、世界の中で一早く日本に訪れるんですね。
改めて驚きました。


で、結局のところ、僕は65歳まで働けるのかな。。。
高次脳機能障害も心臓病も抱えながらあと20年以上。

病気になる前は、そんな心配まったくしていませんでした。
会社がどうなろうとも、自分に実力とキャリアがついていれば大丈夫だろう、ぐらいの感覚。


甘かったね。


病気や不慮の事故は、誰にでもある日突然起こりうる、ということを30代にして痛感。
そして、個人のスキルもキャリアもおかまいなく奪っていきます。
この記事読んでいただいている方も、同じ経験をされた方が多いかと。
そして予想もしえない状況に、それでも立ち向かっていく事となります。

だからこそ、社会保障が必要なんでしょうね。
誰もがどんな状況になっても、安心して働ける、働くことにもう一度挑戦できる社会。
なかなか遠いかもしれないけど、新しい政権には是非ここも見てもらいたいと。


先日、僕の一眼レフCanonEosKissX5のファインダー内にゴミが入ってしまい、まだ保障が受けられる期間だったのでカスタマーセンターに持ち込み修理をしました。
その際に、窓口の若い女性がもたもたしてたら(僕もうまく説明できていなかったです)、お年を召された別の男性が出てこられて「ファインダー内のごみですね。せっかく保障期間内ですので、センサー清掃と、ファームの更新も致しましょう。1週間でご自宅に到着します。それまでしばらくお待ちくださいませ」と、10秒で解決。
きっとこの方、若い時はバリバリの営業とかしていて、今は再雇用制度とか雇用延長制度でこういうお客様相談室とかされているんだろうなと、ふと妄想してしまいました。
違ってたらすいません。
でも目キラキラさせて、いきいきと説明されてましたよ。
ほんとにカメラが大好きなんでしょうね。
こちらの満足度も高し。


あと、コストコのレジ後の商品チェックのおばさん。
ネームプレートにファーストネームを英語で書いてあって、素敵な笑顔とともに清算し終わった商品をチェックされるご高齢の女性。
絶対60歳はすぎてたと思う(間違ってたらごめんなさい)。
一度だけ「この商品、今週セールしているので、割引が適用されるはずですよ。レシートに反映されていないので、こちらで現金還元いたします」と、自社のレジ打ちのミスを指摘して返金。


こういうのありだと感じます。

お年を召されても、こうやっていきいきと働ける社会ってすごくいいですね。
そういった意味で、改正高年齢者雇用安定法も形だけの制度ではなくて、うまく先人の知恵を活かせる体制が整えられることを望みます。

同様に、来年には精神障害者の法定雇用率引き上げが決まっていますが、それも形だけの雇用率アップでなくて、障害者にとっていきいきと働けるような環境になるといいなって、心底思います。

形式だけでない、お互いの幸せを考えられる社会。
そんな視点を持っている雇用先を、高く評価するシステムも作ってください厚労省。
そしたら今よりも、いきいきとした方が増えると思います。

今日、そのカメラが宅配便で我が家に戻ってきました。
さっそく一枚パシャリ。

004.jpg


うーんいい感じ。
まだ一眼レフ初めて1年未満の初心者ですが、満足満足。

写真は、100円ショップで売っていた、210円の犬用サンタセット。
我が家のワンちゃんには、今年サンタになってもらうのです。


トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

Facebook コメント

トラックバック 0

Copyright ⓒasayume001 高次脳機能障害とともに歩む. All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。