自分との対話を応援してほしい~久しぶりの講演~ [高次脳_講演・社会活動]
先日の日曜日、第6回八王子言語聴覚士ネットワークで講演してきました。
久しぶりの講演。
おおよそ100名弱。
第一部はSTの先生による高次脳機能障害とは?の講演。
大変わかりやすく、また講演も慣れてらっしゃり、見ていて頭に入りやすかったです。
ご自身のシルバーのVAIOでご講演されていて、正直「あのVAIO狙っていたんだけど・・・」という感じでした。
第二部はSTの先生による寸劇。
これは最高でしたね。
初めてです。高次脳機能障害の対処法を寸劇で見るなんて。
当事者が「こうしてもらいたい」「そうそう」と思えるシーンがたくさん組み入れられており、日常生活で支援者側がどうしてあげたらよいかがとてもわかりやすい内容となってました。
録画がうまくいっていれば、ぜひyoutubeにアップしていただきたいですね。
そして第三部は僕の講演40分。
はじめまして
苦戦したこと
工夫したこと
のぞむこと
今年から、少し資料を変えました。
特に課題を分解して、そして「見えてくる事実と」と「見たくない自分の心理」の両方に苦戦したことをお話しさせていただきました。
あくまでも、50万人分の1の当事者の考えです。
他の方は、どう付き合っているんだろう。
ぜひ、他の当事者の方の講演をお聞きしたいです。
僕はこう工夫してきた、私はこう知恵を絞ったよなど。
最後の質問で、60-70代くらいの男性からわざわざ手を挙げて、ご意見を頂きました。
「価値ある話、気持ちを代弁してくれてありがとう」。
その一言を頂けただけでも、僕も感謝しております。
そして「もう一歩前に進んでみよう」と僕自身、勇気を頂きました。
当事者から当事者への、勇気のリレー。
当事者間で、もっと盛んに行われるといいなと、ふと感じた講演でした。
ご来場・ご清聴頂いた皆様に、改めて感謝です。