講演レポート。 [高次脳_講演・社会活動]
先週の話ですが、3/9(土)に八王子の永生病院に併設している「永生クリニック」さんで、講演をしてきました。
久しぶりだね。
十数年ぶりくらいかな。この辺に来るのは。
院内に入ると案内板が。
どうやらこっちらしい。
ここを曲がって。
おお、ここか。
ちなみに見てください。このポスター。
こんな立派なポスターを作っていただいたのは、過去の講演の中でも初めてです。
それだけに大変緊張しましたが(汗)。
ということで、1時間ちょっと話してきました。
・アイスブレイク
・自己紹介
・リハと就業過程について
・見えない障害だけに、障害受容までとても苦労したこと
・同じく、自己ビジョンの組み立てなおしに苦戦したこと
・そのため、中長期での取り組みが必要なこと
・障害受容が進んだとこで、新しい自分を創りの宣誓を行ったこと
・講演したりブログ書いたりして、さらに自分を鼓舞させていること
・こうやって自分のことを振り返って自分で話している時が、何よりもリハビリになること
などなど。
あとはディスカッション。
沢山の質問を頂きました。
復職前の方々が多かったので言葉は選びつつ、でも備えあれば憂いなしではないですが、ある程度、事前に復職イメージができるようにお答えをしたつもりです。
症状や患者背景で本当にさまざまなやり方があると思いますが、ゆっくり一つずつ確実に積み上げていくことの大切さをお話ししました。
そんな感じで、無事に2時間ちょっとで終了。
あっという間でしたね。
こうやって同じ障害を有した方と話している時は、不思議ととても落ち着きますね。
同時に、皆さん同じように一度生死の境目をさまよってきているので、何か一体感があります。
「あんたも際までいったか。私も際までいったよ」みたいな。
僕もそう。2度目の人生なんです。
今回、一つ新しい発見がありました。
今までみたいな大きめの会場で沢山の方々の前で話すのと、一方で、病院の患者会のようにすでにコミュニティみたいのができている中に入ってお話しさせていただくのとは、全然異なりますね。
後者の場合は、参加者の方々のホームグランドでお話しするので、沢山の質問や意見がざっくばらんに寄せられました。
これは大きいね。
僕も想定外の質問にびっくり。
「受傷後のいきがい(ビジョン)は何ですか?」
想定してなかったですが、ちゃんと実は持っていたりして正直にお答えしました。
それはまたいつか書きましょう。
ということで、今年3回目の講演会無事に終了。
しばらくは予定はありませんが、家族のことも本業の仕事も忘れず、マイペースで歩んでいきたいかと。
自宅近くの公園にて。
春だね。
花見の予定を前倒しにしなくては。
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