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大学で講演します~自分を振り返って自分を語る~ [高次脳_講演・社会活動]

※受傷程度や環境等により個人差が大きいので、あくまでも僕個人の体験談であることをご了承ください。

僕は、身体障害は有していなく、高次脳機能障害のみを有しているのですが、なかなか障害を受容することができませんでした。

受傷後、4年弱になるのですが、未だに100%受容したかといわれると何とも言えないのですが、間違いなくここ一年でだいぶ障害受容が進んだ気がします。
それまでの間、復・転職を繰り返し色々と苦しい極限まで自分を追い込んで、時間をかけて自分の状況を一つ一つ体感確認してきました。
本当に時間がかかりましたね。辛かったですし。
失ったものもたくさんあると思います。

そうしながら少しずつ、自分の状況を確認して体感して刷り込んで受け入れてきました。

その長くて辛い「自分確認期間」において、いくつか障害受容をぐっと進めた出来事があります。
いわゆる、見えない障害の障害受容のキードライバー。

その主なものとして「自分を振り返って自分を語ること」でした。

昨年の、臨床作業療法への執筆(2011年3月執筆、9月掲載)、医療従事者への講演(2011年10月)、は自分の中ではとても大きな出来事でした。
なにしろ、今までのメモリーノートやスケジュール帳やつぶやきやライフログやEVERNOTEや写真やビデオを見て、自分のやってきたことを振り返って取りまとめるわけですからね。
自分が経験してきたことを客観的な記録を元に、自分をまとめて、自分を語ることは、自分の障害受容を大きく前進させるものでした。

と同時期に、就業面でも再転職(復職→転職→復職関連企業に転職)をし、自身の障害の症状をとても反映していただいた就業環境に変わりました。

これにより、いわゆる周辺症状(不安や焦りやイライラ感)がとても下がりましたね。
家族や周囲にとっても大きかったと思います。

1年前:辛くて疲れきっているしかめ顔

現在:疲れてはいるが何となく充実顔

で家に帰ってくることが多くなりました。
ツイッターのつぶやきも大分落ち着いたと思います。


ということで突然ですが、週明けにとある大学でこの体験を講義することとなりました。
未来の作業療法士の大学3年生40名ほどに。

昨年の病院講演をきっかけに、今回の大学講演のお話がきました。
これも何かのご縁ですね。喜んでお引き受けさせていただきました。

お会いできるのが楽しみです。

一応、このブログを見ていただくように案内させていただきましたが、見てるのかな。
僕が大学生の時だったら、見ていなかったと思います。
というか、授業前に見た友達から、簡単に話を聞いて済ませたタイプでした(笑)。

今は時代も違うので、みなさんまじめな学生さんが多いのかなと思います。きっと。

楽しみですね。僕もスライド58枚作りました。
未来の脳障害の医療の発展と未来の自分のために、自分で自分を語ってきます。

テーマは「コミットメント」。

レポートは後日致しますので、乞うご期待。

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