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デブリーフをかける [高次脳_役立つ考え方]

「デフリーフ」って聞いたことありますか?

受傷後、自分の中で意識している考え方の一つにし、「デブリーフをかける」というのがあります。

簡単に言うと、仕事の説明を受けた際に、一度、自分なりに振り返って「こういうことですよね?」と再確認することです。
今言われたことをメモとっても理解が怪しい場合に、「ごめん。もう一回言ってください」というよりも、「デブリーフさせてください」といったほうが、なぜだか相手の気分を害さずに話に付き合ってくれます。
また言われた相手も「早口すぎたかな」「一生懸命理解しようと頑張ってるんだな」と思ってもらえるみたいで、再度ゆっくり説明してくれたりするし、さらにその上とった真っ黒なメモを見せながら「デブリーフを!」というと、より効果的だったりもします。

一方で、インプットした情報を自分の解釈で再整理することによって、頭の中で系統立てられた記憶として定着させることにもつながっている気がします。

実は「デブリーフ」は、高次脳機能障害のリハビリで言われる単に「メモ機能」「再確認」ということだけではなく、就労上で「あなたの言っている意図はこういうことですよね」と、お互いの意思疎通を図る「コミュニケーション機能障害を補完する手段」というのが真骨頂かなと最近つくづく感じてます。

就労において、相手の気持ちがわかる。こちらの気持ちが伝わる。
そんなコミュニケーション能力を、「デブリーフ」で補えるように意識するようになりました。

ちなみに恋愛場面においては、「デブリーフ」をかけるのは避けたほうがいいと思います。
そこは意地でも「阿吽の呼吸」とか「つーかー」とかを貫きたいですね。
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