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三途の川と魔法のスティック [病気の発症について]

4日間の意識不明のときは何も覚えてません。
多分三途の川を行ったり来たりしてたんだと思ってます。
医師から家族には「危険な状況ですが、あとは目が覚めるように声をかけてあげてください」との説明。
近親者だけ集まって、かわるがわるに声をかけてくれた。
当時、幼稚園生の長女はプリキュアが大好きで、ICUで意識不明の僕に「パパ目覚めて」と一生懸命このスティックを振りながら願ってくれた。
以下、その時の写真。

nemuri.jpg
写真が生々しくてごめんなさい。
フィルターを掛けてありますが、胸はAEDを20回以上うけて焼けただれてます。
幼い子供にこんな思いをさせてしまったことに申し訳なさを感じながら、この呼びかけと魔法のスティックが僕をあちらの世界から現世に呼び戻してくれたんだと思ってます。

magic stick.jpg
実はこのスティック、娘には内緒で大切に保管してある。
僕のお守りなのだ。
ずっと先の将来、娘の結婚式で旦那さんに渡してあげようと思っている。
荷が重すぎるかな。
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