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自分で自分の障害に気付こう~読書リハ~ [高次脳_復職前リハ]

入院中や休職中にかなり悩まされたのが「読む」こと。
特に入院中は皆さんから好意で沢山漫画や小説を頂いたのですが、読めませんでした。だって登場人物の名前やプロフィールが覚えられないから、話が次に進めません。また強引に次に進むと、さっきのページのストーリーが頭に残っていないので、また見返すという堂々巡りになってしまい、気付くとそのまま寝てしまうという自体に。今でもその症状は少なからず残っており、特に絵のない小説とかはきついです。
病前は東野圭吾とか重松清とか大好きで、全部持っていたんですが、残念ながら読書は厳しいものとなってしまいました。でもここであきらめると一生読めなくなると思い、病前大好きだった小説を全て読み直し。過去に読んだことがある小説は、もともと記憶が残っているので、最初の数十ページ読めばそのあとは割とスムーズに読めるようになりました。
問題は新しい本。これは我ながらグッドアイデアと思っているのですが、しおりや表紙をめくったところに簡単な登場人物の名前とプロフィールを書くことで割とスムーズに読めるようになりました。
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ポイントはすぐに確認できるところに書いておくこと。
一回では覚えられないため何度も何度も見るのですが、その時に見やすいところにないと途中で挫折してしまうため、いかにストレスをかけずにプロフィールを確認できるかがポイントとなります。小説は「付箋」をしおり代わりに使用。こういうところでもちょっとした工夫で、脳にストレスを与えずにスムーズに情報をインプットしやすくなるんですね。脳障害のバリアフリー化、こんなところでも効果を発揮します。
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