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今年もよろしくお願いします&町田市ひかり療育園サロンでお話しました。 [高次脳_講演・社会活動]

2017年が始まりました。
今年もよろしくお願いします。
昨年はいろいろとあり、まだ喪中のためご挨拶はこの程度で。

僕にとっては、受傷後9年目を迎える年となります。9年って・・・長いようですが、本人からすると「良く分からないっ!」というのが本音。

あたらしい記憶ができづらいので、病後の時間の流れ感がつかみづらいです。
あわせて過去の記憶も若干ないため、病前の時間の流れ感がわからないです。

なので、「良く分からないっ!」ってなるんでしょう。

ただただ、なんとなくもどかしくて遅い感じです。
こんな状況にも大分慣れてきた9年目。

受傷時幼稚園生だった長男・長女は、すでに中学生になりました。
毎日、学生服で通学してます。

受傷時お腹の中にいた次女は、小学2年生に。
冬休みが明けたと思ったら、インフルエンザで学級閉鎖。
学校がお休みです。。。

自分の経年感覚は「良くわからないっ!」なのですが、子供の成長に重ねて、しっかり時が進んでいることを認識するようにしてます。相変わらずそんな状況ですが、先日、町田市にある、障がい者福祉センターひかり療育園のひかりサロンで、少しお話をしてきました。

ひかり療育園.jpg
住宅街の中に、きれいで予想より大きなバリアフリーの建物があってびっくり。若干写真を、昨年ヒットした映画「君の名は。」風にしてみました。映画はまだ見てませんが。。。

やはり施設がきれいというのは重要ですね。私たちは、大きな病やけがからの再起や共生をめざして頑張ります。
ここの施設のように、当事者のこころが落ち着くようなような施設はいいですね。そうそう、こころが満たされる施設と言えば、昨年秋、日本で初めてマギーズセンターが豊洲にできたのを思い出しました。マギーズセンターとは、イギリス発祥のがん患者のための、自分を取り戻すための空間や支援を提供するオープン・コミュニティ施設。
詳しくは、検索してみてくださいね(汗)。

そんなことをふと思いながら、当事者の体験談をお話ししてきました。
主にこの3つ。

・自分を捉えるのに、苦戦したこと。
・3つの「づらい」を解消して、あたらしい歩幅をさがしたこと。
・私たちが社会参加することで、社会が柔らかくなると信ずること。

 

昨今、巷では仕事で命を経つという悲しい事件がありました。
そんなギスギスセカセカしたこの世において、「一次元一軸の世界で生きる私たちの歩み方」は、むしろ貴重な存在。最近言われている「働き方改革」や「ライフワークバランス」、これからの「超高齢化社会」「2025年問題」「認知症問題」などなど、私たちの生き方が社会課題の解決のヒントになるとも思っています。「私たちが活きやすい社会は皆が活きやすい社会」であることを礎に、一緒に社会参加をしていきましょう という内容で話を結びました。

9年目にして、ここまで伝えることができれば良しとしよう。

こんな感じで始まった2017年。
今年もよろしくお願いします。



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