高次脳機能障害のことを一番考えた日。 [高次脳_講演・社会活動]
2月24日 日曜日、高次脳機能障害者と家族の会かしのきひの講演会で、当事者の発表で10分ほどお話ししてきました。
募集70名の予定が、最終参加者150名。
一部は、柴本礼さんの講演。
笑いあふれる講演で、会場をにぎわせていました。
すごいね。 あっという間の90分。
でも90分話しきるだけの、それだけのとても辛い体験をされてきたのがひしひしとわかります。
圧巻でした。
一部は、柴本礼さんの講演。
笑いあふれる講演で、会場をにぎわせていました。
すごいね。 あっという間の90分。
でも90分話しきるだけの、それだけのとても辛い体験をされてきたのがひしひしとわかります。
圧巻でした。
僕はその時、来場者いっぱいの会場の後ろのほうで聞いていましたが、緊張して口から心臓が飛び出すんじゃないかと久しぶりに感じましたね。
だってこの講演の後に、150名の前で話すんですよ。。。
でも時一刻と進む。
そして当事者のメンバーが前に出て、いよいよ僕の番。
今回は時間が過ぎないように、iPhoneアプリのプレゼンタイマーを新しく導入。
直前まで、第一声を、
①なし
②実は前日に、緊張ほぐすために国立温泉でクイックマッサージしたこと
③事前に柴本さんのブログで「あちらこちらで講演されて・・・」と敷居を上げられてかなり緊張していること
のどれにしようかと迷っていたのですが、 結局、③にしました。
こういうときは、先に告るといいですね。
ぶっちゃけ緊張してますみたいな。。。
一瞬で、気が楽になりました。
あとは、頭真っ白で覚えてません。
柴本さんは、たまに高次脳の方は「見えない力を発揮する」と言ってましたが、たぶんこの時の僕はその力が発揮したんだと思います。
その時の資料を載せます(一部割愛してます)。
現在の就業先では、以前に比してストレス(障害遭遇)が下がったこと。
だってこの講演の後に、150名の前で話すんですよ。。。
でも時一刻と進む。
そして当事者のメンバーが前に出て、いよいよ僕の番。
今回は時間が過ぎないように、iPhoneアプリのプレゼンタイマーを新しく導入。
直前まで、第一声を、
①なし
②実は前日に、緊張ほぐすために国立温泉でクイックマッサージしたこと
③事前に柴本さんのブログで「あちらこちらで講演されて・・・」と敷居を上げられてかなり緊張していること
のどれにしようかと迷っていたのですが、 結局、③にしました。
こういうときは、先に告るといいですね。
ぶっちゃけ緊張してますみたいな。。。
一瞬で、気が楽になりました。
あとは、頭真っ白で覚えてません。
柴本さんは、たまに高次脳の方は「見えない力を発揮する」と言ってましたが、たぶんこの時の僕はその力が発揮したんだと思います。
その時の資料を載せます(一部割愛してます)。
現在の就業先では、以前に比してストレス(障害遭遇)が下がったこと。
理由として、障害のことを事前に説明したこと。
症状ではなく、業務に置き換えて説明したこと。
居場所にとどまらず、新しい出番を創りをしたこと。
などをお話ししました。
そして、高次脳機能障害者が今後社会と共生していくには、ハード(体制)とソフト(視点)の両面で、整備と変革が必要であることを、当事者としてものすごく感じることを13分で話しました。
予定より2分オーバーしてしまいすいません。。。
そして無事に終了。
最後は柴本さん囲んで、十数名で集合写真をパチリ。
その後、コーディネーターのT先生と「こちら 未来の会!」のIさんが一緒に飲みに行くとのことで、私もこれはいい機会だと思い急遽参戦し3名で飲みました。
結構、がっつり飲みましたよ。翌日仕事だというのに。。。
Iさんも本当に色々と苦労されて、そしていろんな工夫されてきている。
本当に、似たような境遇から這い上がられたんですね。
とても面白い方で人当たりの良い方でした。
ありがとうございます。
そして飲みながら話していたんですが、以外に、実は周囲や支援者の視点の置き方で社会復帰できる人がまだまだいるんではないかと。
そう思います。
比較的軽度で復職に苦戦される方は、周囲の視点やちょっとした配慮で戻れる方も多いと感じます。
でも世の中そんなに甘くはないし、会社の事情や業績や文化も大いに反映されるので、そこがなかなか厳しいんですけどね。。。
今年4月から始まる、障害者雇用制度の改正にも期待しつつ、でもインフラ完備を待っているころには、すでに定年の年齢になっている可能性もあります。
これからのワレワレを取り巻く環境はどうなってほしいか、10年後20年後の不幸にして受傷される未来の当事者にとって、どんな社会になっていればいいのか。そして重度の方や、その支援者の負担を、どうサポートしていくのか?
高次脳機能障害は、歴史も浅く決まっていない部分も多いとのことですが、当事者やその支援者・関与者で、これからの話を、本気でしたほうが良い気がしました。
50万人いたら50万人分の症状がありますが、今立ち向かってる当事者や、その家族、そして未来の当事者のためにも、もう一度働くチャンスや、もう一度働く勇気を、持てるような社会になってほしいと切に願います。
本当にそう思う、僕にとって受傷後、一番、高次脳機能障害のことを考えた一日でした。
胎動は感じるよ。
動けアベノミクス!
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